FAQ
これまでに寄せられたご質問への答え

■Clipper■
正規化して出力する地図画像のサイズはどのくらいにすればよいか?
使用目的に合わせて選んでください。デフォルト値はオリジナル画像のの地図面の1/3程度の大きさになっていますが、これは作者が作業で使った値でとくに意味はありません。
縦3612×横4500画素ほどで出力すると、これはオリジナルの画像とほぼ同じサイズであり、細かな注記や地図記号も潰れずに変換されます。ただし、正規化は出力一画素ごとに緯度経度→UTM図法への投影変換を行うため非常に時間がかかる処理であることにご注意ください。
数値地図(地図画像)のフォーマットについて
数値地図のCD-ROMにて配布されている地図画像はTIFFフォーマットのファイルであり、PackBitsという方法で圧縮されています。この圧縮方法について『地図画像25000』のCD-ROMに添付のREADME.TXTというファイルの中で解説されていますが、実はこの解説に不完全なところがありますので、ここで記載しておきます。自分でプログラムを開発する方は参考にしてください。
CD-ROMに添付のREADME.TXTではPackBits圧縮されたTIFF画像ファイルにおける画素の並びについて以下のように記載されています。
(4)PackBits圧縮法
・圧縮の基本型はつぎのとおり。

n(0 < n < 129)回同一のバイトデータ"d"が続く時、

-n+1 d

とする。
-128< -n+1 < 1 となるため char型の0または負数で表現できる。

・PackBits圧縮は、各ライン毎に行われる。
・ランの長さが129バイト以上の場合は、分割して記述する。
実際にはPackBitsの並び方はこれだけでなく、公式のTIFFフォーマット解説書では以下のようになっています。
A pseudo code fragment to unpack might look like this:
 
Loop until you get the number of unpacked bytes you are expecting:
Read the next source byte into n.
If n is between 0 and 127 inclusive, copy the next n+1 bytes literally.
Else if n is between -127 and -1 inclusive, copy the next byte -n+1 times.
Else if n is 128, noop.
Endloop
すなわち、README.TXTにあるようなラン・レングス表現のみでなく、ひとつのストリップ内には生の値を圧縮なく書き込んでいる箇所があるし、またデータ・ブロックの終端まで行かなくても128が現れてストリップが終わることもあるのです。
地図画像のCD-ROMでは実際にはこのすべての圧縮方法が使われています。すなわち画像の読み込みプログラムを開発する場合は、README.TXTだけを鵜呑みにし、正規のPackBits圧縮の定義を無視するとファイルによって正常に処理できないことがあります。
実を言うと私もこれで煮え湯を飲まされたことがありますので、今後、プログラムを作成されるかたのために一応書きとめておきます。PixTOPO Ver.2.2以降のすべてのモジュールではこの本来のPackBits圧縮形式に対応しておりすべての画像を正常に表示することができます。
この問題に関しては”べしお”さんからメールでご教示いただきました。ありがとうございました。